「会社の目標はTOEIC600点で、海外部門だと730点。ただ、あくまでも目安で、英語を使わなければならない従業員は、メールや電話で海外の商談相手などと普通にやりとりできるよう求められています」
英語に堪能な帰国子女であるうえ、現在も社員向け英語研修の企画を担当しており、英語力の維持、向上には有利な環境だ。だが、そんな大島さんでさえ、外国人に対して「もう少しうまく表現できればよかった、と思うことがあった」と明かした。押しすぎず、引きすぎず、適切な加減の表現ができるように常に心がけているそうだ。
海外での訴訟やトラブル発生の場面で、ときに外国人相手に丁々発止のやりとりも要求される法務部門を担当する大手自動車部品メーカーの30代男性社員は、「英語を使うことはもはや当たり前。自分の関心があるサッカーの英語雑誌などをたくさん読んで英語力を鍛えています」と話した。
彼自身、相当な英語の使い手だが、ネイティブスピーカーのように、簡潔でわかりやすい英語を書いたり、話したりはなかなかできないという。「話すのに時間がかかり、冗長になることがあるんです。こればかりは、ネイティブのうまい表現に日ごろから接して、少しずつ蓄積するしかないと思っています」と言い、修練を続ける日々だ。
quotation
http://president.jp.reuters.com/article/2011/03/26/C204B7BC-568C-11E0-86CE-B5C03E99CD51-1.php
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