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Leonardo DiCaprio in Moncler
レオナルド・ディカプリオ モンクレールを着用
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昨今、長引く景気低迷で希望が見えにくくなっているビジネスの世界では、社員を大切にする経営など金銭的なインセンティブではないものを取り入れようとする傾向にあり、見回すと私たちの周りには「ポジティブ」「利他」という言葉があふれています。
一方、経営者、マネジメント視点からすると今まさになんとかしなくてはいけない状況なのに、すぐに効果が期待できなと思えることに本当に突き進んでいいのかという葛藤がある方はたくさんいらっしゃると思います。本書はまずそのような方にお薦めしたい一冊です。
本書は「成功したから幸福になるのではなく、幸福だから成功する」という私にとって価値観の逆転のような言葉から始まります。
一般的ににこのような言葉は哲学的であり、抽象的な方法論に終始するため、それが具体的に会社の施策にどう生かしていいか全く想像つきません。
本書がほかの似たような自己啓発書と違うのは、ポジティビティを行動科学の分野から長年研究してきた著者が、その科学的根拠を様々な実験、検証を通して証明していることです。また、幸福優位を理解し実践するためにシンプルな7つの法則を示し、具体的にどこから始めればいいかも示してくれているので行動へのモチベーションが俄然高くなります。
たとえば本書の中で「なぜ意志の力だけではうまくいかないのか、どうすれば習慣化できるか」が出てきますが、私たちが一番困っているなかなか行動に移せないという部分もフォローしてくれています。
本書をよんでいままで大切だと思っていたのだけど、業績との関連性に対して半信半疑だった「社員幸福の最大化」が企業活動では最も大切であると確信でき、さっそくいろんな施策を試してみたくなりました。
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